雪の多かった今年、山菜の出も遅いだろう とのんびりかまえていたら「5月の連休時点で一斉に芽吹いた!」との、たよりが届く。恒例行事山菜採りを急いで取りまとめる。いつもの温泉付き自炊宿は満 室。暇人定宿の秋山郷民宿『もっきりや』までも満杯で取れない。結局、越後川口のバンガローで落ち着いた。
朝の集合場所は関越・赤城高原SA。全員揃うと簡単な作戦会議をする。松井の意見でコシアブラは小出ICをすぐ出たところで、採ったことがあるという。ただ、コシアブラはもう遅いかも知れなかった。まずは行ってみる。
車を走らすと関越トンネル前で雨が落ちてくる。新潟地方は曇か雨の予報、早くもアタリのようで、トンネルを出るとはっきり雨だった。
小出に着いたらカッパを着込み山道を登る。すでに誰かに採られた形跡、それにやや育ち過ぎているようだった。しかし、陽あたり具合により、手頃で上等なコシアブラが十分採ることができた。
そ こで、まだお昼前。途中でおにぎりや飲み物を補給して。昨年も実績のある小千谷方面に向うことにする。「もう、道の駅で足りない山菜を買って宿に行こ う!」という意見もあったが。幸いにも雨は上がってくる。山あいの棚田には田植えの人の姿も観られる。目的地に着くと蛙の声もケロケロ・・・と出迎え?。
効率良く採るため二手に分かれる。15分もしたら森の中から人の話声がして来て・・・我々ははち合わせしてしまう。昨年の採れた印象が忘れられられないのだろうか?山菜の場所に全員集まってしまった。
雪の消えた順に山菜が出てきたようだ。ここに来ればワラビ・コゴミ・ウド・ウルイが30分もすれば採れてしまう。