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■2011/7/18〜19

大石川中俣釣行

新発田、松井、真島(記)


 今年の夏は節電対策のため、基本的に土日出勤、月火休みとなってしまい、土日休みのサラリーマン会員との釣行ができなくなってしまった。替わりに渓が空いているときに釣行できて、良い面もあるのだが・・・

今回は比較的自由に日程が取れる新発田さんと松井さんが同行してくれることになった。

場所は大石中俣の滝上を釣りたいと思っている。途中2段の滝があり、そこから上は誰も行ったことがないのでどんな渓相が現れるのか楽しみだ。

 4:00ちょっと前にダム駐車場に着くと、新発田さんが車の中で寝ていた。松井さんが来るまで起こさないでおこう。その間に着替えて朝飯でも食っておこうと牛丼弁当を食べ始めたら、松井さんの車のヘッドライトが見えてきた。と思ったら2台やってきた。

良く見たら水戸ナンバーの車で、下りてきた人に聞くとわれわれと同じく西俣出会いに泊まるそうだが、釣りは西俣本流だそうで上手く割振れた。

すぐに松井さんもやってきて、これで3人そろった。

それぞれ自転車を持ってきているので、赤い橋の向こうまでは歩かずに行ける。

4:35駐車場を出発。

 犬連れの茨城からの釣り人2人を追い越し、赤い橋を渡り自転車を置いたら歩きの始まり。

途中崖が崩れて危険な場所もあったが、約2時間で西俣出会い左岸高台のテンバに到着。

このテンバは自身今年2度目だ。さっそくタープを張り、寝床を作ったら薪を集め泊まりの準備は完了。

缶ビールを開け、みんなで乾杯したら釣行へ出発、7:30。行き先は中俣滝上だ。

 出会いからしばらくはカットすることにし、30分ほど歩いてから竿を出した。

しかしここまで来る途中も含めてイワナが走るのをほとんど見ていない。昨日あたりのま新しい足跡もずっと続いている。

これは悪い予感。もしかするとはずれたか?毛バリを打ち込みながら上流へ進むがあたりが無い。これではボウズもあり得るかと思いながら竿を振り続けていたらやっと当たりが来た。しかし6寸ほどの小さいイワナ。その後、時々釣れるが8寸止まりで型、数共にいまいち。

エサ釣りの松井さんはもっと苦戦しているようであたりが少ない。テンカラの新発田さんもそれほどではなさそうだ。

 10:00過ぎに、2段の滝到着。

右岸を巻いて滝上に出る。開けた瀬が続く気持ちの良い渓相だ。しかし足跡はずっと続いている。

少し早いが昼食を食べてから釣りはじめることにして、みんなで昼飯を食べることにした。

初めての流域に期待は高まる。いちばん最初に食べ終わり、みんなの食べ終わるのを待ち切れず、テンカラ竿を振りながら釣り上がる。

5分ほどで当たりが来た。すばやく合わせると気持ちの良い引き。手ごたえを楽しんでから取り込んでみるとヒレピンで形が良いイワナ。やはり滝上にもイワナが居た。

その後もたまに釣れるがお世辞にも魚影が濃いとは言えない。

新発田さんはエサに、松井さんはルアーに変えるもどちらもそれほど釣れなかったようだ。

すぐに東の沢が右岸から流れ込み、少し釣り上がるといっきに高度を上げてきて、釣り場としては終わるようだ。

われわれもこの辺で納竿としよう。

帰りに東の沢も入ってみたがすぐに小滝の連続となり、釣りができる沢ではなさそうだ。

 1時間半ほどかけて西俣出会いまで戻ると出会い左岸に犬連れの2人がテントを張っていた。犬が熊と間違えたのかこちらを見て吠えている。

西俣本流の方はどうだったか聞いてみたが、数、型ともそれほどでもなかったようだ。やはり足跡が多数残っていて昨日あたりにけっこう人が入ったらしい。

 テンバに戻り、さらに薪を集めたら後は宴会だ。

やはりビールで乾杯し、後は飲み、食い、焚火をおこし、酔っぱらいながら夕食を造り、夜は更けて行くのであった。

一応食担は自分だが、新発田さんが手持無沙汰らしく何かと造ってくれる。ありがたいことだ。

やはりこの人は料理を造るのが好きらしい。本人に言わせると好きではないと言うがそれは嘘だと確信した。

最初に松井さんが撃沈し、その後僕と新発田さんも20:00頃には撃沈してしまった。最近年のせいで酒が弱くなったのか、焼酎を500mlも残してしまった。どうも最近酒量が減ってきたようだ。

 翌日は早寝をしたおかげで、5:00に起きだして朝食を造り、7:30頃には撤収できた。

登山道を戻りながら、途中西俣本流へ下りて1時間ほど竿を出してみたが1匹釣れただけであった。

 今回はあまり良い釣りができなかったが、これもタイミングによるのものだろうと思う。

一般的な休み明けの月火休みより自動車業界のように木金休みにしてくれれば良かったのにと会社を恨んでみるが、自分の力では如何ともしがたい。

帰りに新発田さんお勧めの100円で入れる温泉で汗を流し、ノンアルコールビールを飲んで帰路に着いた。



 

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