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■2010/05/22〜23

内の倉合同釣行

 晴れ

参加者:榎本、松村、奥富、加藤(新入会)、真島(記

 

当初、鹿の俣川を予定していたのだが、5人で入るには少し渓が小さい。そこで急きょ内の倉川に場所を変更した。
今回は入会希望の加藤君が初参加である。
 加藤君とは新発田市内で待ち合わせ、他は現地集合とした。
4:30頃にダム駐車場に着くと、相模ナンバーの車が1台停まっている。これは先を越されたかと少しがっかりする。
すぐに榎本、松村、奥富が乗った車もやってきた。初対面の加藤君とあいさつをすませ、寒い寒いと言いながら着替えをし、いざテンバへ出発。


歩き始めてすぐに宇都宮ナンバーの車を発見。こりゃ、いつものテンバも使われているかもしれないと、いろいろ考える。

 50分ほどでテンバにつくが、誰もいない。あの車の人たちはどこへ行ったのだろう?
とにかくテンバが空いていて助かった。
さっそくタープを張り、まきを集め釣りに出発。僕と奥富、加藤の3人は本流を釣り上がることにし、榎本、松村両名は釣り下ることになった。


いつもなら40~50分あるいてから本流に下りるのだが、先行者が予想されることと、雪渓が残っていてどこまで行けるか分からない等等により、七滝出会いすぐから竿を出すことにした。
雪代で増水しているため、最初からザイルの助けを借りての渡渉となる。
僕と奥富さんはエサ、加藤君はルアーでそれぞれ攻めてみるも、あたりが全くない。30分も竿を出しただろうか、上流に釣り人を確認。聞いてみると栃木から1人で来て、もっと上流で釣るつもりだったが、3人のパーティーが昨日からキャンプをしており、釣果は期待できないので釣り下ってきたとのこと。釣果はいまいちで、もう帰るという。
僕たちも本流はあきらめ、七滝沢に行くことにする。

 七滝沢も雪代で増水しており、渡渉に苦労するも、そこそこあたりはある。
そのうち奥富さんが寒さで気持ちがなえてきたようだ。焚火でもして待っていてもらうことにし、僕と加藤君で釣り上がる。


七滝沢は落差が大きい沢で、どんどん高度を上げていく。ここはと思うところではほとんどあたりがあるがサイズはいまいち。アベレージ7寸チョイというところか。


やがて釜を巻き、気持ちよく開けてきたあたりから、型も上がってきた。しかし時刻も昼近くになり、帰りの渡渉も考えるとそろそろ潮時。雪代は昼を過ぎればもっと多くなるはず。
これから大物が期待できそうだったが、安全を考え引き返すことにする。
途中で奥富さんと合流して引き返すが、一段と増水していて何度もザイルをだすきつい渡渉を繰り返す。
やっとの思いで最後の本流渡渉を終えた時には正直ほっとした。

 テンバに帰りつくと榎本、松村とも帰っていて、すでに酔っぱらっている状態で地元の若い釣り人2人と話をしていた。しきりに入会を勧めているが、若者たちもまんざらでもなさそうだ。


若者2人にイワナの刺身と酒をご馳走してやり、暗くなる前に帰って行った。
畠山君!いつでも入会歓迎するよ。
その後、夕方近いというのに地元の大工さんがわさびを採りにやって来た。
話をしていたら熊肉をやると言って冷凍された肉を半分置いて行ってくれた。
大工さん、ごちそうさまでした。味噌漬けにして翌朝食べました。
いつものように宴会は続き1人また1人と撃沈していった。
僕も最後まで付き合えず、10時ころに撃沈された。

 翌朝はゆっくりと起きて、朝飯を食い、1時間弱の道のりで車止めに帰りついた。
テンバは拍子抜けするくらい近いのである。
それでもシーズン最初の源流泊であった。
新入会員の加藤君に教えてもらったハッカ油の虫よけ薬、僕も作ってみよう。榎本副会長が持ってきた島トウガラシのように、暇人協会内で虫よけの定番になるかもしれない。

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