'04/05/22 
暇人岩トレ


'04/05/22(土) 高麗 日和田山女岩 全日本暇人協会


大沢健治
新発田悟(記)
坂本隆彦
渡邊実

 

恒例の暇人岩トレを行いました。場所はいつもの日和田山女岩。

 基本的なザイルワークを復習し、懸垂下降、ザイルで確保してのクライミングを練習しました。


新発田悟(写真、説明)  坂本隆彦(記)


[「エイト環」を使用した、懸垂下降の開始。]


[エイト環とザイルなどの関係]

[現場での、もっとも多い下降の例]


[捨て縄を使った、下降の場合の支点]


[回収出来ず捨てられる細引き]



8環を使わない懸垂下降の方法(半マストによる)

1:ザイルを逆手に掴み


2:ひねってもう一度掴む


3:できた輪を広げて


4:ゲートの向きに注意しながら安全環付きカラビナに通す。


5:結び目を締めて完成


6:これで懸垂下降できるが、ザイルがかなり捩れるので注意



肩がらみ
ハーネス、カラビナ、下降器等無しで、ザイルのみで下降する。垂直懸垂は不可。

1:ザイルをまたぐ

2:右手で前方のザイルを持つ。左手で後方を持つ。


3:左手の後方ザイルを、右手の前方で合わせる


4:続けて、右肩より背中を回って、左脇下に出す


5:左脇下から出た左手ザイルを引き気味にし、お辞儀の感じで(特に右肩を)前方の握ったままの右手に近付ける。(この動作はNO4.の右手に合わせ持った後方からのザイルを再度右手より放すので(その為)ザイルに生じた遊びや緩みを無くすのである)

6:左手は引き続き引き気味で、それに身体の側面に巻き付けるように制動動作をする。ゆっくり立ち上がり体重を掛けて行く。結局、NO2.の右手は、ほぼ前方ザイルを握ったまま安全を保つ


悪い例:右手を離している

悪い例:ありゃ何か変



8の字結び(1)
自己確保やハーネスに直結する時などに用いる。この結び方は荷重がかかった後でも容易に解ける。

1:


2:


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8の字結び(2)
ザイルの末端処理もできた。ハーネスに直結する時によく使われる。

1:

2:


3:


4:



インクノットその1

1:輪を作る


2:もうひとつ、逆向きにひねって輪を作る


3:その輪を重ねる


4:カラビナのゲートに通す


5:インクノット出来上がり
片側から引っ張ってもザイルはカラビナに固定される


インクノットその2
カラビナからザイルを外さずにインクノットで固定する

1:カラビナにザイルを通す


2:一端をひねりながら


3:輪にしてゲートに通す


4:するとこんな形


5:引き締めて出来上がり



プルージック

懸垂下降のバックアップ、またはセルフレスキュー時に使用する。

1:ザイルに対し細いシュリンゲを使う


2:2回輪を通す


3:結び目を整えて


4:出来上がり

5:抜重で移動できる


6:荷重をかけると固定される



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